主婦が在宅でできる仕事、Webデザイナー。
Webデザインができるとこんな仕事ができます。
- Webサイトの制作 :10万円〜(5ページ程度のWebサイト)
- デザイン制作:5万円〜(TOPページのデザイン)
- 広告バナー制作:5,000円〜
- HTMLコーディング:時給1,500円〜
Webデザインのスキル習得には少し時間がかかりますが、学習から仕事探し、実務、納品まで自宅でパソコン一台でできるのは魅力的ですよね。
このページの前半では、「主婦ができるWebデザイナーの仕事の具体例」を、後半では「在宅ワークの探し方」をお話しますので参考にしてください。
Webデザインは主婦が子育てしながら在宅で稼げる仕事
最低限必要なものはパソコンとインターネット環境
Webデザインの仕事は、Webサイト(ホームページ)のデザイン設計をする仕事です。パソコンとインターネット環境さえあればできるので、在宅でもお仕事をすることが可能です。
いきなりサラリーマンの給与と同じだけの金額を稼ぐことは難しいですが、実績を積めば会社勤めと同じだけの金額を稼ぐこともできます。
Webデザイナーの副業に必要なスキルはデザイン力とHTML/CSSの知識
Webデザインの副業に必要なスキルは、この2つです。
- デザイン力:
デザインの知識と画像編集ソフト(Photohop/Illustrator)を扱うスキル - HTML/CSS:
Webサイトを構築するためのプログラミング言語
他にも「あった方がいいスキル」はいくらでもありますが、とにかくこの2つです。
プログラミング言語ときいて「ハードルが高い」と感じたかもしれませんが、プログラミングの知識があった方が稼げるようになりやすいという話です。それに、HTML/CSSは他のプログラミング言語に比べればそれほど難しくありません。
簡単なお仕事は、画像編集ソフトでサッと編集するだけで終了します。もちろん、簡単なお仕事なら稼げません。
具体的にどんなお仕事があるのか紹介していきましょう。
そもそも「HTML/CSSはプログラミング言語か?」という議論もあります。人によって区分けが違います。
Web制作会社など業界内では、HTML/CSS担当者は「コーダー」と呼ばれ、PHPやJavaScriptを駆使するプログラマーとは明確に区別されます。一緒にすると怒る人もいます。
ただWeb業界外の人からは、コーダーもデザイナーもプログラマーも関係なく、ひとまとめに「Webデザイナー」と呼ばれるケースが多いです。
Webサイト(ホームページ)のデザイン作成の仕事
Webデザイナーの仕事といえばコレです。Webサイト(ホームページ)のデザインを設計・構築するお仕事です。
Webサイトをインターネット上に公開するところまでがお仕事なので、デザインだけでなくHTML/CSSの知識も必要です。(デザイン設計だけの案件もありますが、HTML/CSSの知識はあったほうが絶対有利です。)
料金相場や仕事内容
クラウドソーシングサイトでの相場は、時給なら1,600円〜3,000円。作成するWebサイト1つあたりの単価なら10万円程度が多いです。納期は月単位で設けられることが多く、お客様との定期的なミーティングがある場合もあります。
「簡単なデザインで大丈夫です!」というものは、予算も少なく納期も短いものが多いですが、実際に作業を開始すると簡単にできないものがほとんど。妙に納期の短いものや「簡単」アピールが多いものは、避けたほうがいいでしょう。
HTML/CSSコーディング
HTML/CSSコーディングのお仕事は、出来上がっているWebデザインをインターネット上にアップするお仕事です。
デザインを見ながら、HTML/CSSを入力しデザイン通りのサイトになるように調整します。HTML/CSSの知識だけで完結する場合もありますが、見本となるデザインがIllustratorやPhotoshopで作成されていることが多いので、これらのツールのスキルも必要なケースもあります。
料金相場や仕事内容
クラウドソーシングサイトでの相場は、1ページあたり5,000円〜1万円程度。時給なら1,500円〜。納期は1週間〜2週間が多いですね。
デザインを作らなくていいので簡単に思うかもしれませんが、デザイナーさんはミリ単位のズレも許してくれないものです。Webサイトのデザイン設計と同程度のスキルが求められます。
広告バナー作成
広告バナー作成は、Webサイトでよく見かけるバナー広告の画像を作成するお仕事です。
IllustratorやPhotoshopといった画像編集ソフトを使用して作成します。HTML/CSSの知識は不要ですので、プラグラミングは苦手だけどデザインは得意、という人に最適です。
料金相場や仕事内容
料金相場は、広告バナー1つにつき5000円〜20,000円程度。仕事を依頼するクライアントの方で、イメージが固まっているものほど安価です。納期は3日〜1週間程度が目安。
高単価なバナー作成のお仕事は、依頼者側のイメージが固まっていない場合がほとんどで、修正依頼が重なってしまうことも多いです。
写真やイラストの画像加工
画像加工のお仕事は、写真や画像の一部を加工し、見栄えをよくするお仕事です。
ネットショップに出品する商品の画像加工や美肌系の広告画像の加工などがあります。Photoshopなどの画像編集ソフトを利用し作成します。
料金相場や仕事内容
料金相場は、1枚50円から500円程度。納期は即日納品〜5日程度が多いですね。
画像処理ソフトの基本操作のみで作業できるので、忙しい人でも受けやすいお仕事です。
ロゴマーク作成
ロゴマーク作成は、企業や個人のシンボルマークになるロゴを作成するお仕事です。ホームページやSNSアイコン、名刺、封筒、ノベルティ(販促グッズ)用に作成を依頼される場合が多いです。
基本的にロゴ作成はIllustrator(イラストレーター)を使って作成しますので、Illustratorのスキルが必要です。(簡易的なロゴや用途がWeb上に限られる場合はPhotoshop作成で間に合うこともあります。)
あとは、デザイン知識と審美眼が重要です。
料金相場や仕事内容
料金相場は、10,000円から50,000円程度。依頼を受けてから納品までは1ヶ月程度が多いです。
クライアントの要望に叶うロゴを作成するには打ち合わせが必要です。納品時に著作権を渡す場合はどこまでを渡すのかをきちんと書面にしておく必要があります。
Webデザインのスキルは簡単にマスターできる?
スキルは独学かWebデザインスクールで習得
よく「1ヶ月であなたもWebデザイナー」というネット広告を見ますが、残念ながらWebデザインスキルはそう簡単にはマスターできません。
スキル自体は、独学かスクールで学習できます。独学なら3,000円程度の本を数冊購入し実際にやってみる。スクールに通うなら、10万円から20万円程度の自己投資が必要です。
主婦の方にはスクールがおすすめです。特に未経験の人だと、独学といっても何から始めていいかわかりませんよね。
Webデザインスクールでは、現役で働いているプロの講師が教えてくれるので効率よく学べます。独学でつまづきやすい部分もプロがしっかり教えてくれるので挫折しづらいですし、「こういう稼ぎかたがしたいなら、こんな勉強方法がおすすめですよ」と、教えてもらうこともできます。
【おすすめオンラインスクール】
「テックアカデミー」で学べば間違いないかなと思います。
- TechAcademy(テックアカデミー):安い・コースが豊富・就職サポート有
予算や学習スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。各スクールの詳細は以下にもまとめてありますので参考にしてください。
スクールの様子を知りたい人は、私のWebデザインスクール体験談も参考にしてください。『未経験37歳がオンラインスクールでWebデザイン講座を4週間受講した結果』。
Webデザインの副業で稼ぐ!在宅ワークの探し方
クラウドソーシングのプラットフォームか求人サイトで探す
Webデザインの在宅ワークの探し方は、5つ。
- クラウドソーシング利用
- アルバイトサイト利用
- スキル販売サイト利用
- スクールからの仕事斡旋
- フリーランス専用エージェントからの仕事紹介
在宅ワークを最も見つけやすいのは①。②でも在宅アルバイトを見つけられますが、ちょっとしたコツが必要です。
③も在宅ワークになりますが、実績のない間は難しいです。実力・実績がないと依頼がきません。
④は基本的には通勤が前提。在宅の仕事もありますが「試用期間中は通勤」「週3日までフレックス勤務可能」といった条件付きの場合が多いです。
⑤は在宅可能なリモート案件もありますが、求められるレベルが高め。登録しても実績がないうちは紹介される仕事が少ない可能性が高いです。
それぞれ、詳しく解説していきます。
① クラウドソーシングの利用
在宅ワーク探しの王道|できそうなものから初めて実績を作って
在宅ワーク探しといえば、クラウドソーシングサイト。主婦でも簡単に参加できます。
代表的なサイトはこの3つ。
- Lansers(ランサーズ)
- CrowdWorks(クラウドワークス)
- Shufti(シュフティ)
ここで応募できる仕事は、3つに分類されます。
- タスク:一回きりの仕事。難易度は低く、単価も安い
- プロジェクト:継続的に依頼される仕事。難易度は中〜高、単価もタスクより高い
- コンペ:コンペティション形式で決まる仕事。難易度は高く、単価も高い
おすすめは、できそうなタスクをやりながらプロジェクトやコンペに応募すること。タスクの仕事で実績を積めばプロジェクトやコンペの選考に受かりやすくなります。
コンペやプロジェクトに応募するときに、他の応募者の作品やプロフィールを参考に自分の作品やプロフィールを充実させていけば、だんだん仕事がもらえるようになってきます。
② アルバイトサイトの利用
アルバイトサイトでもWebデザインの在宅ワークを探せます。
地域を指定せず「在宅」で検索するのがポイント
仕事探しのポイントは2つ。
- 全国区のアルバイト情報サイトを利用する
- 検索時に地域を指定せず「在宅」で検索する
在宅ワークを募集しているのは首都圏の会社が多いです。地域で絞るとそれだけ在宅ワークの件数が減ります。全国区のアルバイト情報サイトを利用し、検索時に「在宅」「Webデザイナー」と指定するのがポイントです。かなりの数がヒットします。
おすすめのアルバイトサイトはこちら。
③ スキル販売サイトの利用
スキル販売サイトでデザイン・ロゴマーク作成を販売することもできます。
実績作りの一貫として最適
販売実績や評価をクラウドソーシングサイトでアピールすれば、次の仕事にも繋がります。
おすすめのスキル販売サイトはこちら。
ただし、デザインの著作権譲渡や価格設定などをしっかり決めておかないとトラブルになりやすいです。利用する場合は、そのサイトの人気デザイナーの販売ページを参考にしてから販売を開始しましょう。
④ スクールからの仕事斡旋
スクールのメリットの1つ|在宅ワークアドバイスもあり
Webデザインスクールを利用すると、卒業生専用の就職・転職サービスを利用できることが多いです。
就職・転職サービスなので、正社員として勤務する案件が多いですが、在宅勤務可能な案件もあります。スクールによっては、クラウドソーシングサイトと提携していて卒業生しか閲覧できない募集に応募できることも。
テックアカデミーは、クラウドワークスと提携しているので専用の募集ページの閲覧ができます。現役の講師からクラウドソーシングでの受注の仕方のアドバイスがもらえる講義もあります。
就職サポートが手厚いオンラインスクールはこちらで紹介しています。
⑤ フリーランス専用エージェントからの仕事紹介
キャリアコンサルタントのアドバイスのために利用すべし
フリーランス専用の就職・転職エージェントでも在宅ワークを探すことができますが、求められるレベルが高いです。ただ、実績のないうちに登録しておいて、キャリアコンサルタントのアドバイスを元にスキルアップや実績を積み重ねていくのも良いです。
その道のプロからのアドバイスを聞けるチャンスはなかなかないので、しっかり利用したいですね。
フリーランス専用エージェントのおすすめはこちら。
特に登録しておきたいのは、クラウドソーシングサイト大手のクラウドワークス運営のクラウドテックと就職・転職サイト大手のマイナビ運営のマイナビクリエイター。
あまり多くても管理しきれないので、2社程度登録しておいて、実績が増えてきたら他も登録がいいでしょう。
Webデザインの副業で高収入を得るためにやるべきこと
複数サイトに登録!実績を積んでポートフォリオを充実させる
Webデザインを副業にして高収入を得るには、実績を積むことが最も重要です。
特にクラウドソーシングサイトを利用して在宅で働く場合、あなたの熱意や人柄・年齢は一切関係ありません。持っている実力だけが頼りです。
実力をつけるには、はじめは安い仕事でもコツコツと実績を重ねていくのが早道です。クラウドソーシングサイトには、これまでに携わってきた仕事をアピールするポートフォリオ機能が付いていますので、まずはそこを充実させていくのがいいでしょう。
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